お子様の近視の進行を
抑制する目薬
「リジュセアミニ」

近視進行抑制点眼薬(リジュセアミニ)はアトロピン0.025%配合でお子様の近視の進行を抑えるためのお薬です。軽中度の近視のお子様(6歳~15歳の学童のお子さん)におすすめです。
小児期の近視は、長時間近くを見続けることなどが原因で目の奥行き(眼軸長)が伸びてしまい、ピントが合わなくなることが主な原因です。リジュセアミニ点眼薬は、目の奥行きを伸ばす原因となる「ムスカリン受容体」という部分に働きかけ、眼軸長の伸びを抑えることで、近視の進行を防ぐ効果が期待されています。
治療対象となる方
- 軽度~中等度の近視の方
- 6歳~15歳の学童の方
- 3か月に1回の定期通院が可能な方
リジュセアミニの価格
リジュセアミニ点眼は自費診療です。料金は1本4,400円(税込)。検査は各1,000円(税込)となります。マイオピン処方と同日に保険診療(アレルギー性結膜炎の治療、眼鏡処方など)を行うことはできません。
内容 | ||
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初回治療 | リジュセアミニ1本 +検査+診察 |
6,400円 |
3か月毎の 治療費用 |
リジュセアミニ3本 +検査+診察 |
15,200円 |
診療の流れ
横にスクロールしてください。
初回 | 別日(開始時) | 3か月後 | 6か月後 | |
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診断 | ||||
検査 | ||||
薬剤処方 |
初回:保険診療で行います。検査を行い、近視の有無、治療適応について診察を行います
開始時:必要な検査と診察を行い、リジュセアミニ点眼薬について説明を行い1本処方します。検査+診察+リジュセアミニ1本(6400円)
処方から3か月後:3か月後の検査および診察にて継続可能か判断し、問題なければ3か月分点眼薬を処方します。以降は3か月毎の定期検査となります。
Q&A
Q. | リジュセアミニの副作用はありますか? |
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A. | 約7,8時間まぶしさとぼやけを感じますが、就寝前に点眼すれば、朝には元に戻ります |
Q. | どれくらいの期間、治療を継続したらよいのでしょうか? |
A. | 最低2年間は治療を継続して頂き、効果をみることが望ましいと思われます。 |
Q. | 視力は回復しますか? |
A. | 近視が進まないようにする治療であり、視力を回復する治療ではありません。しかし、点眼開始後1,2か月で視力が回復される方もおられます。 |
Q. | 全身への影響はありますか? |
A. | 現在のところ報告はありません。 |
Q. | 気を付けることは何かありますか? |
A.1 | 起床時にお子さんの瞳が開いていないか確認してもらいます。瞳孔が開いている状態ではまぶしさを感じ、近くが見えづらい状態の可能性があります。 |
A.2 | 絶対に点眼の使いまわしをしないことです。感染症が発症することがあります。 |
A.3 | 点眼はかならず開栓したら1ヶ月で破棄してください。細菌が増加しますので、感染予防のためご協力をお願いします。 |
A.4 | 異常を感じましたら点眼を中止しすぐに受診して頂きます。 |