まぶたの手術外来について
形成外科医師(まぶたの専門医)が担当致します。
毎月第4水曜日です。
対象疾患
- 眼瞼下垂
- 逆さまつげ(内反症)
- 眼瞼腫瘍
など
担当医師
医師 中江 星子
日本専門医機構形成外科領域専門医
今までの形成外科医としての経験や技術を取り入れ、
女性ならではの視点で、まぶたのお悩みを解決いたします。
些細なことでもお気軽にご相談ください。
経歴
- 2010年
- 昭和大学卒業
- 2012年
- 昭和大学形成外科
- 2015年
- 昭和大学形成外科 助教
- 2018年
- 東京共済病院 形成外科医長
当院では、形成外科医師による、まぶたの手術を行っております。
毎月第4水曜日となります。外来は完全予約制です。
*変更する場合もありますのでクリニックにお問い合わせください。
眼瞼下垂
まぶたを持ち上げる働きをする眼瞼挙筋が衰えて目が開きにくい状態を眼瞼下垂といいます。
眼瞼下垂の特徴
- おでこに太いしわができる
- 眉毛が高い位置に上がる
- 眠たそうにみられる
眼瞼下垂の原因
眼瞼下垂の原因は後天性、先天性の2つになります。
- 後天性 加齢に伴いまぶたを上げる筋肉が緩み、長期間のハードコンタクトレンズ装用などが原因とされます。 皮膚のたるみでも眼瞼下垂が生じ、一重まぶたであった方に起こりすくなります。
- 先天性 生まれつき眼瞼挙筋に異常があるのが原因です。先天性の眼瞼下垂は斜視や弱視の原因になる場合があるため、医師と相談しながら経過をみることをおすすめします
眼瞼下垂の手術
- 眼瞼下垂の手術は下がったまぶたをあげるために、まぶたをあげる腱膜を縫って縮めていきます。
- 皮膚のたるみで眼瞼下垂が生じているときは余っている皮膚を切除します。
- 手術の所要時間は両目同時で1時間~1時間半程度で終わり、日帰りで行います。
- 当院では局所麻酔に加えて笑気麻酔を用いて行うため、よりリラックスした状態で安心して手術を受けていただけます。
手術後について
- 手術後は1~2週間後まぶたが腫れます。手術後翌日まで眼帯をしていただきます。手術1週間後に抜糸を行います。
眼瞼内反症(逆さまつ毛)
- 逆さまつ毛は何らかの原因でまつ毛が目の表面に接触した状態をいいます。角膜に傷がつき、目がゴロゴロ感じたり、めやに、充血が生じることがあります。
- 眼瞼性内反症 主な原因は加齢によりまぶたを下に引っ張る腱膜や眼輪筋が緩むこと、まぶたの皮膚がゆるんだりすることが原因とされています。
- 眼瞼内反症の治療日帰り手術で可能です。手術時間は約20分から30分程度です。
いくつかの術式がありますので、患者様にあわせて最適な手術方法を選択いたします。
手術後について
手術後1~2週間はまぶたが腫れます。
1週間後に抜糸を行います。稀に再発することがありますが、その場合は手術方法を変更して再手術となります。